
2009年03月21日
通気層と気流止め
3/2以来の富士宮市小泉W邸の様子です。工事は着々と進んでいます。
まずは外部ですが、以前ご紹介しましたようにこのお宅は住宅性能表示
制度の項目のひとつである劣化の軽減において最高等級である等級3を
取得します。その為、外壁は通気構造とする必要があります。これは、壁
体内に水蒸気・湿気等が存在した場合に透湿・防水シートを介して通気層
へ、そこから軒先又は軒裏換気口等により外気に放出させます。また外壁
の仕上面から雨水が浸入した場合でも直接壁体内に雨水を伝わらせない
という役目もあります。
通気層確保の為の工事が始まりました。




続いて内部ですが、こちらも住宅性能表示制度の項目のひとつである温熱
環境において最高等級である等級4(高気密・高断熱)を取得する為、旭ファ
イバーグラス(株)のグラスウールによる高気密・高断熱『マット21工法』で
施工します。外壁・間仕切壁の壁体内に冷気等が進入しないように気流止め
を1F床面・2F間仕切壁上部に設置します。1・2F外壁面に関しては断熱材・
プラスターボード共に桁まで貼り伸ばすことにより対応します。
根太を土台と同面とし、床下地合板を土台まで貼り伸ばして気流の進入を防ぎます。

畳スペース等で床が高くなった場合の外壁取合い部分の気流止めです。

2F間仕切壁の気流止め(横に止め付けている木下地)です。筋交いがある場合
その形状なりに加工する大工さんもそうですが、配線する為の穴を開け通線後
にはまた塞ぐという作業をしていただいている電気屋さんにも感謝です。


玄関・浴室廻りの気密パッキンと外壁部分の気密コンセントボックスです。



通気をさせなければいけない部分、気流を止めなければならない部分、
出来上がってしまえば見えなくなってしまいますが、そういった所にも
丁寧な仕事をしていただいている大工さんをはじめ関係業者さんに
感謝 感謝です
まずは外部ですが、以前ご紹介しましたようにこのお宅は住宅性能表示
制度の項目のひとつである劣化の軽減において最高等級である等級3を
取得します。その為、外壁は通気構造とする必要があります。これは、壁
体内に水蒸気・湿気等が存在した場合に透湿・防水シートを介して通気層
へ、そこから軒先又は軒裏換気口等により外気に放出させます。また外壁
の仕上面から雨水が浸入した場合でも直接壁体内に雨水を伝わらせない
という役目もあります。
通気層確保の為の工事が始まりました。
続いて内部ですが、こちらも住宅性能表示制度の項目のひとつである温熱
環境において最高等級である等級4(高気密・高断熱)を取得する為、旭ファ
イバーグラス(株)のグラスウールによる高気密・高断熱『マット21工法』で
施工します。外壁・間仕切壁の壁体内に冷気等が進入しないように気流止め
を1F床面・2F間仕切壁上部に設置します。1・2F外壁面に関しては断熱材・
プラスターボード共に桁まで貼り伸ばすことにより対応します。
根太を土台と同面とし、床下地合板を土台まで貼り伸ばして気流の進入を防ぎます。
畳スペース等で床が高くなった場合の外壁取合い部分の気流止めです。
2F間仕切壁の気流止め(横に止め付けている木下地)です。筋交いがある場合
その形状なりに加工する大工さんもそうですが、配線する為の穴を開け通線後
にはまた塞ぐという作業をしていただいている電気屋さんにも感謝です。
玄関・浴室廻りの気密パッキンと外壁部分の気密コンセントボックスです。
通気をさせなければいけない部分、気流を止めなければならない部分、
出来上がってしまえば見えなくなってしまいますが、そういった所にも
丁寧な仕事をしていただいている大工さんをはじめ関係業者さんに
感謝 感謝です

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